| YOSHIN-KANRI.INFO
与信管理インフォメーション |
| ホーム│ サービス一覧│ 掲載企業一覧│ 解説記事│ オピニオン│ リンク集 |
| トピックス > オックス情報が、中国商務部国際貿易経済合作研究院を招いて記念講演会を開催(2005年7月12日) |
|
|
| 2005年7月12日(火)、オックス情報の主催で、中国商務部国際貿易経済合作研究院との合弁会社設立記念講演会「中国企業信用管理の現状と展望」が、第一ホテル東京(港区・新橋)で開催された。
中国政府は社会信用体系の建設を進めており、そのために信用リスク管理の有効なツールが求められていることから、オックス情報は「アラーム・システム−中国版」の概念の普及と、各企業・諸機関への導入促進を目的に、中国商務部国際貿易経済合作研究院と合弁会社を設立するもので、今回の講演会では中国商務部(経済産業省に相当)の協力の下、同研究院の柴海涛院長、韓家平主任、蒲小雷副主任など、中国の信用経済研究の第一人者が来日し、中国の信用経済の現状について講演を行った。 講演会では、まずオックス情報の伊藤会長が挨拶を行い、続いて国際貿易経済合作研究院の柴院長が「中国社会信用体系建設の現状と展望」と題して講演を行なった。 柴院長は、講演の中で、 □中国政府は社会信用体系の建設を重視している、 □中国は信用取引の割合が20%程度と先進国に比べかなり低いが、不良債権率が高いという問題がある、 □信用情報システムとして、中央銀行の信用貸付登記コンサルティングシステム(1999年より構築を開始し現在301の都市をカバー、会員制の商業銀行内部調査用に提供)、国家工商総局の企業信用分類監視管理(2004年より構築を開始し、2007年には全国的ネットワークになる予定、2005年には全国企業の”ブラックリスト”共有情報データバンクを設立、現在は592万社の基本情報を有する)、地方政府の個人信用情報システム(2000年に上海は”個人連合征信システム”を設立、現在データバンクの個人信用資料は443万人分に達しており、銀行への借款返済、クレジットカード、担保、水道、電気、ガス、電話代の納付記録等の情報が含まれている)、その他にも商業運用の信用情報サービスがあり、データベースの整備が行われている、 □法律としては、上海の「個人信用情報収集管理弁法」、北京の「行政機関の企業信用情報収集および公布管理弁法」、海南の「信用建設強化の決定」等があるが、いずれも地方法規であり、全国的な信用基本法が欠如している、現在、中央銀行の「信用収集管理条例」「個人信用情報基礎データバンク管理弁法」が制定中であるが、専門家は更に「信用法」「政府信用情報公開法」「個人信用管理条例」の起草を呼びかけている、 □今後は信用調査会社、信用評価会社、信用管理コンサルティング会社等の専門サービスの発展に力を注ぐ必要がある、と述べた。 また続いて韓主任は、「中国企業の信用管理における問題とその対策」を題して講演を行い、信用管理の問題から巨額の損失を出した中国企業の事例を分析しながら、信用管理の重要性を主張したうえで、信用経済時代の到来に伴い生じる信用リスクに対して、企業は自身の信用能力と信用管理水準の向上に力を入れるべき、また企業信用管理の最重要点である売掛債権管理は、債権が生じた時から全過程で管理する必要があり、合理的な回収手段とテクニックは必要不可欠である、また外部の支援を求めることが非常に重要である、と述べた。 休憩を挟んで後半では、蒲小雷副主任が「中国信用サービス業と信用評価ソフトウェアマーケット」と題して講演を行い、2004年に中国信用サービス業界に投入された資本は人民元100億元を越すなど、信用サービス業界は中国で最も潜在力のある産業のひとつであり、中国政府は同業界の育成を非常に重視している、と述べた。また信用評価に関するソフトウェアの需要は高いが、中国には先進的な信用評価ソフトウェアが存在しないとして、オックス情報の持つ財務分析ノウハウの導入への強い期待を示した。 最後に、オックス情報の方顧問が「中国企業の財務体質の実際及びその為の有効なリスク管理ツール」と題して講演を行い、中国企業の会計上の問題点や、同社のアラームシステムを用いた分析判断の紹介が行なわれた。 |
| ■記念講演会・講師プロフィール
柴海濤 氏 アモイ大学中文学部卒業 北京大学法学院法律修士過程終了 インターナショナルビジネスエンジニア(高級国際商務師) シニア信用専門家 1982年2月 国家対外経済貿易合作部配属。 以来、人事司幹部、外国在住大使館経済商務処外交官、対外経済貿易合作部計算センター経済情報処処長、計算センター副主任、主任を歴任。 2002年5月より商務部国際貿易経済合作研究院院長。また、1990年より、経済情報コンサルティングに従事、現在、中国情報産業商会副会長、中国コンピュータユーザ協会常務理事、中国国際経済合作学会常務理事を兼任。 |
| 韓家平 氏
清華大学MBA卒業 インターナショナルビジネスエンジニア(高級国際商務師) 商務部国際貿易経済合作研究院信用管理部 主任 北京中貿遠大商務諮詢有限公司 総経理 中国市場学会信用工作委員会 副主任・学術委員 中国国際貿易促進委員会・中国国際商会仲裁センター仲裁員 首都経済貿易大学信用管理専攻客員教授 中国でもっとも早く信用管理に関する研究に着手した専門家の一人 |
| 蒲小雷 氏
中国対外経済貿易大学国際工商管理学院MBA卒業 商務部国際貿易経済合作研究院信用管理部 副主任 北京中貿遠大商務諮詢有限公司 副総経理 中国市場学会信用工作委員会 学術委員 全国政治協商会議・民建中央“社会信用制度の設立と改善”専門家チームメンバー 商務部“中国輸出入企業信用管理体系” 専門家チームメンバー |
| 李栄勝 氏(通訳担当)
商務部国際貿易経済合作研究院信用管理部 企業信用調査担当 主として中日間の企業信用リスクマネージメントを研究 北京中貿遠大商務諮詢有限公司 国際部部長を兼任 |
| 与信管理インフォメーションでは、中国企業信用調査に関して、北京中貿遠大商務諮詢有限公司をご紹介しております。同社は、中国の商務部研究院により設立された信用リスク管理会社です。 |
| 【企業紹介】
■ 北京中貿遠大商務諮詢有限公司 (中国) |
| 【関連記事】
■ 中国商務部直属の信用リスク管理会社による、中国企業信用調査サービス ■ みずほ総合研究所、中国商務部国際貿易経済合作研究院と業務協力協定を締結 トピックス2005年12月5日 ■ オックス情報が、中国商務部国際貿易経済合作研究院を招いて記念講演会を開催 トピックス2005年7月12日 ■ 早稲田大学アジア太平洋研究センター「日中ビジネス推進フォーラム」が、中国の与信管理・債権回収をテーマに国際シンポジウムを開催 トピックス2004年2月20日 |
| 会社概要│ 問い合わせ |